妊活鍼灸について

妊活を頑張っているあなたへ知っておいてほしいこと 「妊活鍼灸の出来ないこと」とは?

妊活鍼灸に興味を持って下さっている方に、
知っておいてほしいことがあります。
妊活鍼灸が効かない不妊症があることを。

「もし、あなたに知っていただければ…」

これを皆さんに知っていただき、
西洋医学と妊活鍼灸、両方のいいとこどりをして、
あなたの妊活にご活用いただきたいのです。

卵子の老化に対する認識が一般的となり、
皆さんご存知のように妊活をするにあたって、
「時間」は大変貴重です。
そして「お金」もまたかかります。

この2つの使い方が結果を左右します。
今日はこのお話が
不妊でお困りの方
妊活鍼灸に興味はあるけど受けるかどうか悩まれている方
のご参考になればと思います。

そして的確な情報によって、
皆さんの貴重な「時間」と「お金」を
それぞれ必要なものに大切にお使いいただきたいのです。
あなたが遠回りをしなくてすむように、
妊娠・出産へと後押しが出来れば、私もとても嬉しいです。

なぜ妊活鍼灸の出来ることと出来ないことを知っておいたほうが良いのか?

それは、妊活鍼灸が不適応な方の不妊は、
逆に言えば、西洋医学にて劇的に解決される
ことがあるからです。

「知っておくこと」こそが、妊娠・出産という
ゴールに向かって大きな一歩を踏み出すことに
なるのです。

ところで、
自律神経専門の当院がなぜ妊活鍼灸にも
力を入れているのか?
それは、当院に来てくださった患者さんや
私の妻が妊活でとても苦しんだ時期があり、
そういった思いを皆さんにしてほしくない。
そう強く思っているからです。

そしてちょっとした「きっかけ」があって、
妊娠という結果に結びついてきたのを
何度も見てきたからです。

その「きっかけ」は妊活鍼灸だけではありません。
病院での治療方針の見直しだったり、
食事だったり、運動だったり、病院選びだったり、
漢方薬だったり、ストレスケアだったり。
色んな要因があります。

何よりも、、、
まずは第一歩「知るということ」。
次に、「その中から選択し実践を積み重ねる」
ということ。これが一番大切なのです。

不妊の主な原因

不妊でお困りの方、
妊活鍼灸に興味はあるけど
受けるかどうか悩まれている方、
皆さんに知っておいてほしいことは、
【3つ】あります。

まずはその前に、
不妊の原因について。
一般的に言われているものは
主に次のものになります。

< 不妊の原因 >

≪女性≫
・ホルモンバランスの乱れで排卵が
 うまく起きない(内分泌・排卵因子) 20~50%
・卵管がつまっている(卵管因子) 30~40%
・子宮に病変・奇形がある(子宮因子) 10%
・おりものが少ない(頚管因子) 10%
・内膜症 25~35%

≪男女≫
・精子をやっつけるなどの免疫を持っている(免疫因子) 3%
・原因不明の機能性不妊 10~20%

≪男性≫ 
 (男性因子) 40~50%
・精子がうまく作れない
・精子がうまく運べない
・副性器に問題がある(精嚢炎、前立腺炎)
・勃起障害、射精障害

知っておいてほしいこと【3つ】

【知っておいてほしいこと 1つ目】
   妊活鍼灸が出来ないこと 

上記「不妊の原因」の中でも、主に
(卵管因子)(子宮因子)(男性因子)の一部
に含まれるもの。

例えば、
卵管が詰まっている、子宮の奇形、子宮筋腫、
子宮内膜ポリープ、精索静脈瘤、精管の詰まりがある
などの「物理的な問題」が認められる場合
は、妊活鍼灸の適応外です。

また、染色体異常や無射精症、原発性精巣機能障害
なども妊活鍼灸の適応外です。

しかしながら、婦人科にて「物理的な問題」を
解消出来れば、大きく妊娠に近づいたと
言えます。ですから、1年間なかなか妊娠できない
ときには、まず病院を受診してお身体の現状を
把握するのが何よりも最優先になるのです。

もちろん「物理的な問題」にも例外もあります。
例えば、子宮後屈に関してはちょっとした工夫を
ご自身ですることで不妊を解消できる場合も
あります。

また「物理的」に卵管が閉塞していたとしても、
身体づくりにおいては、鍼灸が有効となる事も
多くあります。それは次のステップとして
体外受精に進んだ場合、今度は卵子の質が
重要になるからです。
その際に卵子の質を高めるのに妊活鍼灸は
有効なのです。

【知っておいてほしいこと 2つ目】
   妊活鍼灸が適応な不妊

一言でまとめるなら、
自律神経が原因になる不妊症。

主に、
「内分泌・排卵因子」、
「男性因子」の一部、
「原因不明の機能性不妊」
のものです。

妊娠の全過程において影響するとされる
女性ホルモンバランスの乱れは、
上記の「内分泌・排卵因子」に分類されます。

女性ホルモンは
【自律神経についてさらに詳しく】④自律神経と「不妊」の関係性

でもお話しましたが、自律神経、ストレスと
お互いに大いに影響しながら働いています。
ですから、妊娠の全過程において、
自律神経もやはり関わってくることになります。

また「男性不妊因子」の一部においても同じです。
自律神経を整えストレスや疲れをケアする
ことで精子の質を高めることは有効です。

そして、
「原因不明の機能性不妊」
にも必ず理由はあります。

「原因不明」と言われても、
あきらめないで下さい。
東洋医学には「原因不明」の中にも
「原因」がちゃんとあります。
東洋医学独自の
「気・血・水」「五臓六腑」の視点から
原因を見定め、施術に活かします。

※これについては、また別のブログにて
 お伝えします。

妊活鍼灸は、
「生理痛、卵子、内膜、各細胞における血流の問題」にも
有効であると言われています。
冷えがあり血流が悪いと、生理痛を悪化させ、
「卵子の質」や「内膜の質」に影響を及ぼします。

妊活鍼灸によって子宮動脈や卵巣動脈、および
全身の血流を改善することで、カラダの細部にまで
栄養・酸素そして女性ホルモンが、しっかりと
届くようすることは非常に大切です。

上記のように、
いつでも妊娠できるように、
1つ1つ準備を積み重ねることが
遠回りなようで、実は「妊娠への近道」です。

【知っておいてほしいこと 3つ目】
 妊活鍼灸を受けてほしい妊活中の方はどんな方か?

前の項でも述べましたが、
「妊活鍼灸」は自律神経に作用します。
とりわけ、
妊活にストレスを感じている方
高齢妊活で少しでも体質を良くしておきたい方
検査で異常のない原因不明の機能性不妊の方
のお力になれるのです。

妊活を頑張っているあなたへ知っておいてほしいこと。まとめますと…

妊活をお考えの方は、
まずは病院にて検査を受けていただくことが
最優先となります。

なぜなら「物理的な問題」の不妊症であれば、
西洋医学にて劇的に解決できることが
あるからです。

妊活をお考えのあなたが、
今日の話を聞いてくださり、
まずは病院に検査に行って下されば、
妊娠への大きな一歩を踏み出されたと
言えます。

そして、あなたがもし妊活にストレスを
感じているなら、まずは自律神経の乱れを
整えて、妊娠力を高めましょう。

そのための手段の1つとして、
「妊活鍼灸」の解説をさせていただきました。
不妊の原因が「物理的な問題」などではなく、
「自律神経の乱れ」によって引き起こされる
不妊に妊活鍼灸は最大限に効果が発揮されると
言えます。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

あなたの妊活がうまくいきますように。
心から願っております。

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妊活鍼灸に興味を持ってくださった方には、
最後に、妊活鍼灸に対する研究の数々を、
ご紹介したいと思います。

不妊治療に鍼灸を組み合わせることで、妊娠率が大幅にUP!

「不妊治療と鍼灸」には
世界の研究機関が注目しています。

例えば、、、
・2008年、『BMJ』(イギリス医師会雑誌)に掲載されたManheimer(1) の報告では、
「胚移植前に鍼灸治療を受けることにより、妊娠率と生産率が有意に上がる」とされています。
一方で、
「鍼灸施術の方法とタイミングを標準化しなければ、プラシーボ効果の範囲を超えないだろう」(2)(Meldrum 2013)という報告もあるので今後さらなる研究が期待されます。

また、
「ハリ治療で妊娠率アップ」2002年4月30日夕刊(読売新聞)
   ~鍼灸施術により不妊治療の妊娠率が大幅に向上~

「不妊症治療に針きゅう効果」2001年12月28日(中日新聞)
   ~鍼灸が不妊治療の妊娠率を大幅にアップ~

2つの新聞には以下のようなことが書かれています

読売新聞:
体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせるハリ治療をすると、
妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、
ドイツと中国の研究チームがまとめた。

米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、
体外受精をうける女性160人を2つのグループに分け、
一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。

通常治療のグループには、ハリ治療をせず通常の体外受精を行った。
その結果、ハリ治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、
通常治療の26.3%を大幅に上回った。

体外受精の妊娠率は、高くても3割程度とされており、
繰返し治療を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が
問題になっている。

妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会の
サンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、
妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。

中日新聞:
治療を続けても子宝に恵まれない不妊症の女性に対する
針きゅう治療が、妊娠率を飛躍的に向上させる効果のあることが
名古屋市瑞穂区明生鍼灸院と愛知県豊田市竹内病院トヨタ不妊センターの
共同研究で分かった。

不妊症への針きゅう効果を、まとまった症例数による科学的データで
検証した研究は初めて。来月6月、茨城県で開かれる全日本鍼灸学会学術
大会で発表される。

研究は、結婚後5年、不妊専門機関で2年治療しても妊娠しない不妊症患者で、
体外受精など高度な生殖医療を3回以上受けても妊娠できず、子宮の内膜が
薄いことが原因と推定される57人(平均年齢34.7歳)が対象。

患者たちに針きゅう治療を半年以上続けたところ、31人の内膜が
厚さ6ミリ以上など妊娠への一定基準に改善。うち14人(同33.7歳)が、
冷凍保存した自分の胚を移植して妊娠することができた。

このほか、不妊の原因が分からず、月経異常や頭痛、肩こりなど、
健康に問題がないのに感じる体の不調(不定愁訴)がみられる
患者24人(同35.2歳)への針きゅう治療でも、
7人(同36.1歳)が妊娠した。

針きゅう治療が子宮の血流を活性化させ内膜の改善に至った可能性が
あるほか、妊娠より先に不定愁訴が治った例が8割もあった。

高度な生殖医療の妊娠率は20%-30%。これを3回受けた後は
妊娠率が著しく下がるとされる。流産を2度経験し、針きゅう治療で
内膜が整い結婚6年目の今冬、出産した愛知県内の女性(41)は
「排卵誘発剤などの連続使用で体調を崩し、身も心も限界だった。
 ゆっくり治す東洋医学で気持ちがほぐれた」と振り返る。

竹内病院センターの越知所長は「西洋医学を建物の補修に例えるなら、
東洋医学は土台の改良工事。むやみに薬を増やすのでなく、
自然の治癒力を引き出す東洋医学の知恵が役立てば」と話す。

― 他の新聞記事にも以下のようなことが書かれています ―

2006年11月10日(読売新聞)
体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に
針治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、
名古屋市の明生鍼灸(しんきゅう)院と明治鍼灸大の研究グループが
10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。

49人のうち4人は自然妊娠だったほか、
30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。
不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示す
データが発表されるのは珍しい。 

報告された114人の治療実績は、1998年2月~2006年6月に、
同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった
女性のもので、治療は、週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある
婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。

妊娠した49人の内訳は、自然妊娠4人のほか、人工授精での妊娠が1人、
体外受精が44人。このうち治療後1回目の体外受精で妊娠した30人の
うち9人は、針治療の開始前に10回以上も体外受精を行いながら
妊娠できなかった深刻な不妊症だった。

他に婦人科トラブルに関する鍼灸の論文もあります。

「日本鍼灸エビデンスレポート(EJAM)」にある
 産後の下肢むくみ、月経困難症、などへの鍼灸の効果を示す論文があります。
 ※これらは研究方法をさらに工夫して追試が必要であると言われているものの、
  今後の研究を期待されている論文です。

産後の下肢むくみに対する円皮鍼の有効性評価
文献:山本小百合、池上典子、尾崎朋文. 産後の下肢むくみに対する円皮鍼の効果について.
東洋医学とペインクリニック 2015; 44(2): 48-53. 医中誌 Web ID: 2015211886
結論:「産後の下肢むくみに対する円皮鍼は有効である。」

十七椎穴の機能性月経困難症に対する有効性評価
文献:山田春菜. 興味深い研究報告 機能性月経困難症に対する十七椎穴の治療効果.
中医臨床 2011; 32(1): 118-122. 医中誌 Web ID: 2011240511
結論:「鍼治療は月経困難症に有効である。」

その他にも古典医学書にて婦人科・不妊に関する記述は
下記のようにこれだけあります。

生殖器の生理学。女性7の倍数で身体が変化する。受胎能力について。
「素問 上古天真論篇 第1」

月経異常について
「素問 評熱病論篇 第33」

子宮について
「素問 奇病論篇 第47」

・妊娠時の時期と経絡について
「脈経 平妊娠胎動血分水分吐下腹痛証第2」

・不妊について(不孕、絶産、絶嗣、絶子、無子)
「備急千金要方」「脈経」「山海経」「神農本草経」

・不妊症分類→腎虚・肝鬱・痰湿・血ヲ:ヲ血(血の道症)
「中医産婦人科臨床」

・難産・逆子について
「和漢三才図絵 経絡・肢体部」

あなたを応援している人がたくさんいることを覚えておいてください

今回この文章を書くにあたって、
様々な文献・資料を参考に
させていただきました。

資料の数を見て分かっていただけるかと思いますが、
これだけ多くの医師の先生方、看護師さん、
培養士さん、カウンセラーの先生方、
研究者の方々、そして鍼灸師が
あなたを応援しているということです。

あらためて、
あなたの妊活がうまくいきますように。
心から願っております。

参照:
・「日本鍼灸エビデンスレポート(EJAM)」
・「黄帝内経 素問訳注」家本誠一先生
・「和漢三才図絵 経絡・肢体部」寺島良安先生 たにぐち書店
・「脈経」池田政一先生 たにぐち書店
・「レディース鍼灸」矢野忠先生 医歯薬出版株式会社
・鍼灸学術研究誌「漢方鍼医」
・「中医産婦人科臨床」朱小南 東洋学術出版社
・「備急千金要方」
・「山海経」
・「神農本草経」
・「先生!私は妊娠できますか?」中村はるね先生・清水真弓先生
・「鍼灸は不妊に効果があるのか……妊活での鍼灸・効果」除大兼先生
   https://allabout.co.jp/gm/gc/444396/

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