症状別の解説(○○と鍼灸)

悪阻(つわり)と鍼灸

【つわり】対処法

当院では妊活だけではなく、妊娠後の悪阻(つわり)にも対応させていただきますのでご安心下さい。

「妊娠」といううれしい時間が来た後は、「つわり」という耐える時間があります。

この耐える時間はツラく大変ではありますが、元々は妊娠検査薬やエコーのなかった時代に、妊娠している女性にご自身の身体が「妊娠してますよ」「カラダを大切にしてくださいね」と教えてくれているサインでもあります。つまり「つわり」は妊娠を維持・継続させ安定期に無事移行するための大切な準備期間です。

ここを上手に乗り切ることで、「出産」という大きな喜びの時間を迎えることができるのです。

その大切な準備期間が必要以上に長引くことのないように、少しでも楽に過ごせるように誠心堂にのみや鍼灸院ではお手伝いをさせていただきます。

また、外出するのがつらいという妊婦さんには、何度も通う必要がないように、ご自宅で出来る自宅灸をお教え致します。簡単ですので、ぜひ覚えてみて下さい。

※自宅灸で「おすすめのツボの取り方」はこのブログの最後⑥【つわりに効くツボ】のところに動画を貼り付けていますのでどうぞご覧ください。

 

このブログの内容は以下の6つです。

①【悪阻(つわり)とは?】 
②【なぜ、つわりが起きるのか?】
③【つわりの注意点】
④【つわりの症状・種類】
⑤【つわりに効果的な食事法】
⑥【つわりに効くツボ】動画付き

 

①【悪阻つわりとは?】
つわりは妊娠初期第4~16週にかけて起こり、吐き気や嘔吐が主な症状です。ただし、つわりの起こる期間・症状も様々で、妊婦さんごとに柔軟な対応が必要です。

②【なぜ、悪阻つわりが起きるのか?】
悪阻の症状がきつい妊婦さんはhcg(ヒト絨毛ゴナドトロピン)とエストロゲンの値が高いことは分かっていますが、それだけではなく「ストレスと赤ちゃんへの栄養供給が原因でミネラルが不足しやすくなる」その結果、腸の蠕動運動が抑制され胃液の分泌が亢進してしまうことや、血液中の水分調整が上手くいかなくなることから悪阻が起こるとされています。
他にも原因として子宮が大きくなり胃を圧迫する。とも言われています。

③【つわりの注意点】
つわりが悪化し、激しい嘔吐が続くと、飲食がほとんど出来なくなってしまうことがあります。脱水や栄養障害が進行しているものを妊娠悪阻(にんしんおそ)と言います。体重が、妊娠時より4~5kg減少したときは、検診日でなくても早めに病院で相談しましょう。

※こういった症状は要注意です。
一日中吐いている、水を飲んでも吐いてしまう、尿の回数・量が減る、フラフラして起き上がれない

④【つわりの症状・種類】
つわりは約80%の妊婦さんにあると言われています。期間は一般的に4~16週にかけて起こり、治まると言われてますが、ほとんどない方や前期と後期に分かれる方、これだけは避けたいですが生まれる直前まで続く方…と様々です。

症状としては、消化器症状が主ですが、他にも多種多様な症状を伴います。

□むかつき、吐き気、嘔吐
□みぞおち部のつかえ・苦しさ(胸焼け)
□食欲低下
□おへその動悸、背中(胃の裏)のコリ
□とにかくだるい、眠い
□眠れない(後期つわり時など)
□肩こり
□頭痛
□便秘
□頻尿
□フラフラする
□唾液が口にたまり気持ち悪い

などがあります。
また食事の摂り方も偏りが出ます。

□食事を摂ると、すぐ満腹になり、気持ち悪いので食べられない
□空腹になると、胃がムカムカし、気持ち悪いので食べ続ける(いわゆる食べづわり)
□冷たいものなら食べられる
□脂っこいものが嫌
□ご飯や炒め物など温かいもののにおいが嫌
□甘いもの・酸っぱいものは食べられる

その他にも
□一人目の妊娠時はつわりはほとんどなかったが、今回二人目の時はつわりがひどい
□仕事をしている時は平気だけど、家に帰ると気持ち悪くなる
□あまりにつらい症状が続いて、うつっぽくなってきた

など、同じ症状でも、出方も十人十色なのです。
だからこそ、副作用がなく、お一人お一人オーダーメイドに対応できる鍼灸がおすすめです。鍼灸はお母さんにも、赤ちゃんにもやさしい「妊娠中の体調管理法」です。

鍼灸治療や自宅灸も良いのですが、次の⑤ではご自分で出来る【つわりに効果的な食事法】もお伝えいたしますので、ぜひ試してみて下さいね。最後に悪阻(つわり)に効くお灸のツボをお伝えしますのでそちらも試してみてください。

 

⑤【つわりに効果的な食事法】

❶こまめに水分だけでも摂るようにしましょう
妊娠初期は食事が思うように摂れなくても、そこまで心配する必要はありません。水分だけは摂るようにしましょう。水が飲みにくいときは炭酸水もオススメです。

➋食事を小分けにしましょう
1回の食事量を減らし胃腸に負担をかけないように3食を5食ぐらいに分けて食べましょう。お腹がすく前に(寝る前など)に食べると、(食べづわりの)吐き気を抑えることが出来ます。(ビスケット、クラッカー、カットフルーツなど)    

❸冷たいものが食べやすくなります
例えば、煮物などは冷やすと匂いが緩和され食べやすくなります。冷たいものと言えば、水ではなくがムカつきを抑えてくれることもあります。ただし、身体を冷やしすぎないように注意して下さい。

❹酸味のものが食べやすいです
例えば、レモン飴、ラムネ菓子、ゼリー飲料、ヨーグルトなど食べられるものを、食べられるだけ食べましょう。患者さんの中にはミニトマトを好む方が多いようです。

❺歯磨きが気持ち悪い場合
「マウスウォッシュ」・「歯磨きシート」を試してみてください。
まずはお試しください。知らない方はGoogleで[検索]をお願いいたします!

❻妊婦さんに不足しやすい悪阻を緩和する栄養素ミネラル
マグネシウム
(和食食材:海苔、ひじき、豆、豆腐、ごま、わかめ、野菜(ほうれん草)、魚、しいたけ、昆布、芋、納豆、ナッツ)
カリウム(果物バナナなど)
ナトリウム(塩飴)

ちなみにこれらのミネラルを一気に摂るには、吐き気止めの漢方にも入っている「生姜」がおすすめです。消化管の働きを調整し、つわりを軽減するとも言われています。

 

⑥【つわりに効くツボ】
悪阻(つわり)に効くツボ。それは「裏内庭(うらないてい)」です。こちらはご自宅でお灸をしていただくと効果的です。お灸を普段からされていて慣れている方は、お試しください。こちらの動画でツボの取り方をお伝えしていますのでご覧ください。

お灸は使い方によっては火傷の危険性もあるので、慣れていらっしゃらない方は、安全な使用法をお近くの鍼灸院で教えてもらってから、お試しください。

当院でオススメしているお灸は「せんねん灸の奇跡」レギュラータイプを1日1~2回です。

それではツボの取り方の動画はこちらです↓↓