症状別の解説(○○と鍼灸)

肩こりと鍼灸

肩こり女性

鍼灸と言えば「肩こり・腰痛」とイメージされる方
は多いと思います。
実際、誠心堂にのみや鍼灸院に肩こりを主訴として
お電話下さる方は多くいらっしゃいます。

一言に肩こりと言っても様々なタイプのものが
あります。

・デスクワークが中心でいつも肩が凝っている。
 目も疲れ、時に頭痛も出てくる。そんな肩こり。

・肉体労働が中心で肩はパンパン。
 とにかくほぐして欲しい。そんな肩こり。

・気の使いすぎやストレスからくるもの。

 肩はもちろん首や背中も張っている。
 耳鳴りまでしてくる。そんな肩こり。

・生理前にはやけに肩こりが気になる。

 それもあってかイライラしてくる。
 そんな肩こり。

などなど。身体は十人十色、肩こりも同じです。
原因は様々ですが主なものは2つあります。

1つはよく耳にする血液の循環が悪くなっている状態。

東洋医学では血虚(血(流)の不足)・
血実(血が多くなりすぎて滞っている)など
と言います。
循環をよくするために気を
つけることは、ゴリゴリ揉まないこと。

揉む場合は力の加減に注意して揉むこと。
ゴリゴリ揉むと気持ちいいのですが、
肩の筋肉の繊維を傷つけ、より固いコリを
作ってしまいます。

鍼灸では繊細な刺激にて身体の内側に作用
させ血液の循環を良くします。

そうすることでコリをほぐし、なおかつ
凝りにくい肩になってきます。

もう1つは、上半身に「気」が昇ってしまっている状態。

「気」は東洋医学独特のものですが、
日本人は確かに生活の中で

「気」を感じることが多いように思います。
元気になる、英気を養う、気配を感じる、寒気、
熱気、
気が強い、気が重い、気を使う、
気が利く、気が散る、気を失う
他にもたくさんあります。

私達は身体の内側や表面に流れている「気」を
鍼とお灸を使って
調節しているのです。

話は戻りますが、「気」は熱を持っており、
上に昇りやすい傾向にあります。

ですから、長時間のパソコンで目を酷使したり、
ストレスを感じてイライラしたり、
考え事を
したり、気を使いすぎたり頭をフル回転している
状態が続くと、
「気」が上半身に昇ってしまうの
です。

過剰に上に集まった「気(熱)」は気・血ともに
滞りを生じさせ肩こりとなるのです。
これが原因
で、頭痛、目の疲れ、耳鳴りなども起こりえます。

この時の身体の状態は、お風呂の湯船のお湯が
上だけ熱く、下は冷たい状態に
似ています。

ですから肩こりの治療は上下の熱の循環をスムーズに
してあがることがとても大切になってきます。
頭寒足熱」とはよく言ったもので、昔の人の言葉は
私達の生活に大いに役立ち、健康になるためのヒント
を与えてくれます

大本を整える。ストレッチと姿勢も重要。

誠心堂にのみや鍼灸院では肩が凝るから肩にだけ鍼と
お灸をするのではなく、「肩が凝る」という症状が出た
原因の大本を整える治療をいたします。

もちろん肩こりの根本を解消するにはストレッチや
姿勢も大切な要素になります。ですから解剖学的
(現代医学的)な視点も忘れずに診させて
いただきますので、安心してお任せください。