症状別の解説(○○と鍼灸)

自律神経失調症と鍼灸

自律神経失調症の女性

鍼灸と言えば「肩・腰・膝に効く!」のイメージが
強いかとは思いますが、みなさんよく耳にする
自律神経失調症にも鍼灸の効果はみられます。

誠心堂にのみや鍼灸院でもこの自律神経失調症や
うつの方からのお電話がどんどん増えて、今では
当院で一番ご相談が多いです。

自律神経にどうして鍼灸が良いのかは、下記にて
説明させていただいております。ご覧になって
みてください。
③なぜ自律神経の乱れに鍼灸が効くのか?根拠(研究について)

自律神経とはどんな神経でしょうか?

自律神経は「自分の意志とは無関係に常に働いて
くれる神経」のことです。

自律神経は、無意識に心臓を動かしてくれています。
呼吸をしてくれています。胃腸を動かしてくれていま
す。汗をかいて体温調節をしたりしてくれています。

そのおかげで、
「呼吸をするのを忘れないようにしよう」だとか、
「眠っている間に心臓を止めないようにしよう」
など普段意識することはないですよね?

自律神経はとても働き者の神経なんです。
身体の広範囲で常に働いてくれている神経だから
こそ、そのバランスが乱れると、身体の様々な
ところ、そして心にも影響が出ます。

○主な身体の症状としては

めまい、耳鳴り、頭痛、のどの異物感、動悸、
息苦しい、だるさ(疲れやすい)、手足の冷え、
手の震え、急な発汗、のぼせ、頭痛、頭が重い、
不眠、食欲不振、過敏性腸症状、下痢、便秘
などがあります。

また女性ならではの症状、
月経前の不調、生理痛、産後のうつ気分、
更年期障害などもあります。

○主な心の症状としては

イライラ、不安感、憂うつ、緊張感、悲しみ、
焦り、人に会いたくない、何もやる気がしない

などです。

病院で異常なしと言われても、我慢しなくていいのです。

このように自律神経失調症は症状が多岐にわたり、
人それぞれです。ですから本人がそれだと気づい
ていない場合も多くあります。
また病院の検査でも異常が出にくいものです。

「なんか最近調子が悪い」という方、
そのつらさは我慢しなくていいのです

一度ご相談下さい。

これらの多くの症状は、肩こりと鍼灸のところでも
触れた、気(熱)の循環が関係します。
細かく診ていくと体内の気・血・津液(水)の
循環も関係し、年齢、性別、生活環境によって
原因は様々です。

加えて、五臓六腑のバランスも診なくてはなり
ません。古典医学書の中には「怒りすぎれば
肝を傷る・・・」といって身体と心の相互関係が
記されており、そこから生まれたものが、
「五行色体表」です。

「五行色体表」ではこの様に身体と心の関係が
捉えられています。




悲・憂
恐・驚

身体と心の相関性を意識してみると、
私自身の生活の中でも、臨床の中でも、
当てはまることが実にありふれていています。
お心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

鍼灸院ではこの五臓六腑のバランスを
脈診・腹診・舌診や問診などを使って
診さだめ、はりとお灸にて整えます。