「妊活」にイイことは?

排卵を確認する方法とは?

実際のクライアントから頂いた
【妊活で気になること】Q&A

Q:「排卵はどうやって確認できるのですか?」

A:「排卵を確認するには、クリニックで
 卵巣内の超音波(エコー)検査と血液検査や
 尿検査で総合的にみて排卵日を予測し、
 最終的にまた卵巣内の超音波(エコー)検査
 をすることで排卵を確認することができます。」

 「排卵を確認する方法」そして「排卵日を一番
 正確に予測する方法」はクリニックでする上記の
 方法になります。

また、
ご自宅で出来る【妊活で損をしないための】タイミング・排卵日の予測法
についても触れておきたいと思います。
下の3つがその予測方法です。

・基礎体温にて排卵してるかどうかを予測。
・「おりもの」「体の状態(胸の張り・排卵痛)」から排卵日を予測。
・市販の排卵検査薬にて排卵日を予測。

※これらを妊活アプリに記録して
クリニックでの予測も加味して、
総合的に排卵日を予測します。
(基本的には次の生理予定日の14日前が排卵日。)

こちら、あとで1つずつ解説いたします。

クリニックでの排卵予測に加えて、
毎回上記の3つ(体温・体の状態・排卵検査薬)を
妊活アプリにメモしておくことで、
ご自分のカラダの排卵傾向が見えてきます。

これこそが、どんな排卵検査薬よりも
ご自宅でできる【妊活で損しないための】
タイミング・排卵日の予測法
になります。

排卵の妊娠における重要性

排卵の問題は全不妊原因の15%を占めており、
女性側の不妊原因の40%を占めています。

なので排卵は不妊原因としてもとても重要な
項目になります。ですから、排卵がしっかり
行われていれば、より妊娠に近づくと言えます。

上記でお伝えしたとおり、排卵を確認する方法は
1つ。クリニックにて卵巣内を超音波(エコー)で
確認する方法です。

そして、排卵日を予測する方法は合計で
4つあります。
それが、、、

クリニックの超音波と血液検査や尿検査で
 総合的にみて排卵日を予測。最終的に排卵を
 確認する。
基礎体温にて排卵してるかどうかを予測。
③「おりもの」「体の状態(胸の張り・排卵痛など)」から排卵日を予測。
排卵検査薬にて排卵日を予測。

①クリニックの超音波と血液検査や尿検査で総合的にみて排卵日を予測。最終的に排卵を確認する。

経膣もしくは経腹超音波(エコー)では卵巣内の
卵胞の大きさや子宮内膜の厚さを計測し、
排卵日を予測します。

ちなみに、卵胞は1日1〜2㎜ずつ大きくなり、
排卵2日前には16〜17㎜に、排卵直前には
20㎜になります。
また、子宮内膜は8㎜以上になります。
基本的には卵胞が約20㎜以上で排卵されると
 言われているが、
人間は機械ではないので
 体調やストレスによって、時として
 16㎜や30㎜で
排卵されることもある

排卵は卵胞が破れて中から卵子(卵細胞)が飛び出て
成立します。排卵後には卵胞は消えてエコーには
写らないので、それで排卵の確認がとれます。
実は【卵子(卵細胞)】は小さすぎてエコーには
 写りません。あくまで【卵胞】の大きさと
 下記の条件などから予測して、
「◯日と△日にタイミングを取ってね」と
 医師の先生はアドバイスをくださいます。

そして、さらに正確に排卵日を予測するために、
超音波検査に加えて、血中または尿中検査にて
黄体化ホルモンLH(排卵させるホルモン)の濃度が
高まるところ(LHサージ)を検出します。
※排卵検査薬もLHに反応してます

このLHサージの前には、エストラジオール(E2)
(子宮内膜を厚くし、頸管粘液を出すホルモン)も
多く分泌されます。

②基礎体温にて排卵してるいかどうかを予測。

昨今では基礎体温だけでは排卵しているかどうかの
確認や排卵日の予測は困難であると言われています。
つまり、
「おおまかに排卵できているかどうか?」の
判断材料となります。

高温期と低温期の二相に分かれていて、
高温期と低温期の差が0.3〜0.5℃
高温期は10日以上続くのが理想的な基礎体温
です。

高温期と低温期のニ相に分かれていると
「排卵しているであろう」と予測できます。
低温期が長く続く場合には排卵障害
高温期が短い場合には黄体機能不全などが
考えられます。

②おりものから排卵日を予測。

排卵期になると、頸管粘液は粘り気は下がって透明に
なり、量が増えて糸を引くようになります

これは子宮が少しでも多くの精子を取り込んで、
受精を成立させるための体の反応です。

③排卵検査薬にて排卵日を予測。

排卵させるホルモンである黄体化ホルモン(LH)
の尿中の濃度が高まったのを感知して検査薬が
陽性になります。

はっきり陽性が出て約24~36時間後に排卵するの
ですが、妊娠に至ったタイミング(セックス)は
排卵日の5日前から排卵日までが多いという
研究報告があります。

特に妊娠しやすいのは排卵日2日前と言われて
います。

つまり、
検査薬が陽性になる少し前から
狙い目ということです。

タイミングをとるなら、、、
うっすらでも陽性となったその日から
はじめてみてください

基本的には、
少しでも妊娠の可能性を高めるために、
排卵予定日の6日前・4日前・2日前
損をしないタイミングの取り方に
なります。

タイミングの回数は毎日の方が良いですが
難しいと思うので、
1日おき計3日を目標
してみてください。

これで排卵予定日の、
6・5・4日前と
4・3・2日前と
2・1日前そして1日後まで、
常に精子が卵子を待ち構えている状況に
なります。

———————————————-
なぜ、そんなにマメにタイミングを
取らないといけないのでしょうか?

それは卵子が受精できるタイミングが
5~12時間と言われているからです。
昔は24時間と言われていましたが、
実際はとても限られた時間しか精子と
受精ができません。

だから精子が3~5日生きていられる
ことを利用して、いつ卵子が排卵
されても良い状態で精子を待たせるのです。
———————————————–

※ただし注意していただきたいのは、
排卵検査薬がうっすら陽性になる
タイミングは2回ある
ということです。

下の図をご覧ください。
見てわかるように排卵検査薬が
うっすら反応するタイミングが2回
あります。

つまり後の方のタイミングで
排卵検査薬をして、その後「仲良し」の
タイミングをとるともうすでに
排卵している可能性があるということです。

このため、排卵検査薬は1日に3回
されることをオススメします。

LHサージは8時間と言われています。
1日に3回検査できると、
8時間×3回=24時間なので、
排卵検査薬の「強反応」(LHサージのピーク)
を見逃さずにすみます。

ちなみに、排卵検査薬は
「海外製」(1回113円~)
オススメです。
それは日本製(1回約273~500円)
より安価なので、気軽にどんどん検査が
出来るからです。

※ちなみに、
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は
偽陽性が出る可能性があります
のでご注意ください。

なぜ基礎体温で排卵日を予測するのが難しいのでしょうか?「LUF(ルフ)」について

「LUF(ルフ)」って聞いたことありますで
しょうか?
「LUF(ルフ)」とは未破裂黄体化卵胞の略に
なります。

自宅での排卵検査薬や基礎体温のみだと
正確に排卵しているかどうかが定かではない
です。

なぜなら、この「LUF(ルフ)」と言われる現象が
起こる可能性があるからです。

「LUF(ルフ)」は、
排卵期に卵胞が大きくなっても破れず、
そのまま卵子も飛び出していない状態を
指します。
言うなれば排卵未遂といった感じです。

一見するとホルモンは変動しているので、
市販の排卵検査薬が陽性になったり、
基礎体温が二相になったりして排卵して
いるように見えてしまいますが、正確に
排卵しているかどうかは定かではないの
です。

ですから、
クリニックにて超音波(エコー)検査
してもらうのが排卵日を予測するのも、
排卵を確認するのも1番正確なのです。

ちなみに、不妊治療をしている女性でなくても
全月経周期の7%はLUF(ルフ)が生じるとも
言われています。つまり月経が順調な人でも、
排卵していないときもあるということです。

最後に

人の体はとても緻密であり複雑です。
もしかすると、上の記事を読んで、
妊娠することはとても大変なことのように
感じてしまった人もいるかもしれません。。。

確かに、奇跡的で神秘的な部分もあります。
しかし分かっていることもたくさんあります。

知らないのはもったいない。
ただ待っているだけではもったいない。

分かることから、出来ることから準備を
していきましょう。

病院で医師の先生の排卵予測を参考に
タイミングをとることもとても大切です。
しかしながら、ご自身でも排卵日を
予測してみて、タイミングをとることにより、
さらに妊娠の可能性を高めることが
出来るのです。

まずは、
ご自宅で出来る【妊活で損をしないための】
タイミング・排卵日予測法を
されてみてくださいね!

以上が、
Q「排卵はどうやって確認できるのですか?」    
のお答えになります。
あなたの疑問は解決されましたでしょうか?

疑問がスッキリ解決し
ストレスが少しでも減って、
あなたの妊活がさらに一歩前に
進みますように。

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もしも、
あなたが妊活中でストレスを
強く感じているとき、
または
病院で検査・治療をしてみたけど、
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うまくいきますように、
心より願っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!